こんにちわ!あゆむです!
あゆむ🐱介護ライター (@ayumuchon) | Twitter
介護をしているとき、時間って気になりますよね。
何時になったらおむつ交換をして、何時になったら利用者様を食堂にお連れして。。。ってやることは盛りだくさんですね。
だからすぐに時間が確認できる腕時計は便利です。しかし介護士は腕時計をしてはいけません。
過去に私が万歩計付きのスマートウォッチを、腕に付けるか検討をしました。でも介護士が仕事で腕時計を付けていると、結構まずい状況になります。
かわいくて、いいなっておもったんですけどね。。。
今回はどうして介護士が腕時計を付けてはいけないのかを解説していきましょう。
利用者にけがを負わせてしまう可能性がある
介護士が腕時計を付けてはいけない理由の1つ目は、利用者にけがをさせてしまう可能性があるからです。
私たち介護士がお世話させていただくのは主に高齢者です。
高齢者の肌は乾燥していて、とても薄く脆いです。そうすると、衝撃を与えただけでもすぐに皮膚がずるりとむけてしまいます。そして出血してしまうのです。
時には、入浴時の服の着脱だけでも出血してしまうこともあります。なので、介護の最中に腕時計が出っ張ってる部分が、利用者様の肌に引っかかってしまうとすぐに出血してしまうのです。
ちなみにただの出血ならまだいいのです。しかし血液をサラサラにする薬を飲んでいたりすると、少しの出血でもじわじわと出血が続いてしまいます。そうすると命に関わることもあります。
不衛生・汚い
腕につけると汚い
介護士が腕時計を付けてはいけない理由の2つ目は、腕時計をしていると不衛生だからです。
オムツ交換や入浴介助をしているときは、排せつ物が時計につく可能性があります。また、体位変換や移乗動作をしているときには利用者様の唾液がつくかもしれません。
実際に何度かそんなことにも遭遇しました。
他にも、
・死後処置の最中には利用者様の体液が飛んできたこと
・血がポタポタ垂れてくる
・突然の嘔吐
などにも遭遇する可能性があります。
このことから時計が不衛生になってしまいます。
時計を消毒なんてできないし、石鹸で洗ったとしてもそれが清潔かどうかなんてわかりません。
かといって足につけるわけにもいかない
そこで、考えました。「じゃあ、足につければいいんじゃない?!」と。
妙案だと思ったんですが、
- 私の勤務するところではサンダルを履いて入浴を介助する
- 患者様をシャワーキャリーで入れるので、足のみ湯船に入る
以上のことから、足につけたとしても、結局だめでした。不衛生なことには変わりはありません。
脚に腕時計つけるにもダサいですし。
儚い希望でした。。。
単純に邪魔
介護士が腕時計を付けてはいけない理由の3つ目は、ただ単に邪魔だからですね。
肉体労働なので、動くと汗で群れてしまいます。
また、シーツ交換の時とか着衣交換の時とかは布に引っかかってしまって邪魔です。
とってもイライラしてしまいます。
じゃあ時計はどうするの?
実体験から腕時計はおすすめしない
私の場合は意地でも万歩計付きのスマートウォッチで、自分の運動量が管理したかったです。だから、ポケットの中にコンパクトにして入れてます。
ただ、すごく邪魔だし割れないかどうかが不安です。
それに、制服でこすれてしまっているので、だんだんと塗装がはがれてしまっています。白い時計なので、ちょっとみすぼらしくなっちゃいました。
一番いいのはナースウォッチですね
看護や介護用品でナースウォッチが売られています。
防水にも対応しているので仕事中に少し濡れたとしても問題はありません。
また、ナースウォッチは秒針が付いているものがほとんどで、利用者様の脈を測定するのが便利ですね。
さいごに
介護士の腕時計は
- 衛生面
- 怪我の予防
- 邪魔
以上のことからおすすめはしません。ポケットに入れたら汚れます。しかし私は万歩計付きのスマートウォッチで運動量を管理したいことから4か月ほど使用しています。
これはこれで便利!運動量が知れるとダイエットの観点からはすごく役立っています。
しかし、それほどのこだわりがないのならばナースウォッチをお勧めします。というお話でした!