むーちょの波乱万丈な人生

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介護士が腰痛と腱鞘炎を予防するために

こんにちわあゆむです!

 

あゆむ@介護ライター (@ayumuchon) | Twitter

 

最近ですね、退職届をだして気持ちがダルダルに緩んでいるからか体の痛みがかなりあるんですね。きっと気が緩んで、普段のように自分の体を労わった介護をしていないからだと思っています。

 

 

 

介護士の怪我

 

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介護士が痛めやすいところといえば腰ですね。次に痛めやすいのは膝や手首です。私の場合は腰と手首です。

 

特に手首。本当に痛い。腕立て伏せの体制をとるだけでいたい。今回は腰と腱鞘炎に焦点を当てて紹介していきましょう。

どうして介護士が腰痛になるのか

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介護士のする仕事は主に【肉体労働】です。デスクワークなどほとんどなく、常に利用者様の介助をしているという人も少なくはないでしょう。私はそうです。頭を使うのが嫌いなので、率先して肉体労働をしています。

 

介護をしているなかで、一番体を使うのが移乗動作です。トランスファーと呼ばれることもあります。

 

移乗動作は車いすからベッドへの移動や車いすからトイレへ座るときに移動する動作のことを指します。移乗動作は入浴介助でお風呂へ行くときや、ごはんの時に食堂へ誘導するときに頻回に行います。それで結構、足腰、体を使います。うまく体を遣えればいいのですが、なかなかうまくいきません。

 

そして、移動するときに

・利用者がぶら下がってきたり

・体が丸まっていたり

・体が重たかったりするともっと大変です。

加えて介護する側の身長が高いと患者の高さに合わせて中腰になるのでより腰痛になります。だから身長の高い介護士が腰痛になりやすいのです。

 

私は3年働いて2~3回腰を痛めました。そしてその腰痛は長引きます。

介護士の腰痛は慢性化しやすい - 生まれてから死ぬまでプリンセス

 

 

対処法

 

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腰を痛めないためにはコルセットを使ったり、足を鍛える、腹筋を使うなどして対処をするといいです。コルセットは、私がおすすめするのは骨盤に巻くタイプです。おなかに巻くものだと走ったり、患者を抱えてしまうと邪魔になってしまいます。

 

あとはもう大変な人を対応するときは、人を呼ぶしかないですね。一番楽な方法です。前から後ろから介助をすると利用者様も安心ですしね。

 

しかし、コールがたくさんなっていたり忙しかったり、気が抜けてしまうと痛めてしまいます。その時は「あぁやっちゃたぁ。。。」とショックを受けます。

 

手首も痛めやすい

 

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次に気になるのが手首の痛みです。これもなかなか厄介。簡単にいうと腱鞘炎になっている状態。腱鞘炎は初めは甘く見ていましたが、思ったより痛いです。先ほども述べたように腕立て伏せの体制になると痛みが現れます。それだけではなくて、バックを持つと痛みが現れます。

 

これは、

などで痛める可能性があります。簡単に言うと体を傾ける時ですね。おむつ交換でパットを入れようと左右に向けるとき、体位変換で側臥位にしてクッションを入れるときです。その時、片手で利用者を押さえますよね。その時に抵抗されたり、体が重かったりすると痛いです。

 

1回や2回ならどうってことありません。「疲れたな~」としか思わないけど、毎日毎日だったりすると痛めてしまいます。

 

対処法

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そんな時も、もう2人で対応するようにしています。介護は人員が常に不足しているので人にお願いするのは気が引けてしまいますが、自分の体を壊してしまうよりはいいです。頼りましょう。

 

しかし、周りに人がいない場合は一人でやるしかないですよね。

その時は前腕の面全体で抑えるようにしています。ひじから下の部分全体で抑えるってことです。介護を始める前にボディメカニクスで勉強したと思いますが、点より面で支えると体も楽になります。

 

体を使うお仕事だから自分を大事にしよう

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 体を痛めてしまうと、お給料も入ってこなくて死活問題。加えてメンタルもやられてしまいがちなので、「危ないな」「怖いな」と思ったらすぐに一緒に働いている人を呼ぶとよいでしょう。